2010.07.24
ラーズ
1990年の超名盤、「The La’s」です。
ラーズ唯一のオリジナルアルバムなのですが、個人的にはライブ音源を収めたアルバムの方が好きです。
史上最高のソングライターと言われたリー メイバースの代表曲「ゼア シー ゴーズ」
「彼女がまた僕の前を通り過ぎていく」
という歌詞はあまりに有名なのですが、この歌詞はメロディの天才リー メイバースがこの世のものとは思えない美しいメロディに必死に手を伸ばしているということの表れだと言われたりしています。
まあそんなとこはどうでも良くて、
「人が本当に手にしたいもの、相手からの100%の理解というものは決して手に入らない」
という究極の真理のようにも思えます。
決して後ろ向きな意味でなく、そのことを理解した時に初めて全ては開けるのではないかという意味で。
ライブ盤での演奏は半端じゃない。これほどの演奏を聞かせるバンドを僕は他に知らない。
ラーズの誕生から20年、未だ彼らを超えるロックンロールバンドは現れない。
ロックじゃなくロックンロール。
ロールしてなきゃ意味がない。