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2013.10.16

声を大にして言いたい

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今月号美容専門誌「マルセル 」が届いた、タイトルは「シリコーンの正体」。岩永です。

 

 

これまでも何度かシリコンについてはこのブログでも書いてきたのでしつこいのは承知ですが、これは何度でも、声を大にして言いたい。

 

 

シリコンは悪者ではない。

 

 

シリコンが髪や頭皮に悪影響を及ぼすことは無い、

カラーやパーマに影響を及ぼす事も無ければ、頭皮に残留する事も無い。

 

 

 

影響を及ぼすことがあるとすれば、それは他の粗悪な油分であって、シリコンではないんです。

 

 

今でも「ノンシリコンシャンプーっていいんですか?」という質問をよくされるんですけど、僕はシリコンを抜くことに意味は無いと思います。

 

 

シリコンが入っていないということは、他の油分が多く入っているということです。

 

 

しかしシャンプー剤に配合されている成分のなかでも最も無害とも言えるのがシリコンなのであって、多くのファンデーションや美白剤などといったスキンケア商品にも使われています。

それ故シリコンというものは高級品であり、そんな安全安心なシリコンを除外し、代わりに低コストな油分を多く入れるなどといったことは本末転倒であり、なんのメリット見当たりません。

 

 

稀に高級な天然オイルを多く使用しているものもありますが、それだとベタつき気味になりますし、シリコンと併用したほうがより感触は良いでしょうし、価格も下げれますし、シリコンを除外するメリットというのはやはり無いと思います。

 

 

そして無添加とか、オーガニックであるとか、「とにかく自然のものは良いんだ、自然のものなら間違いないんだー。」というもはや意味不明な盲目的信仰や、マーケティング手法が多くの間違った常識を生み、混乱を招く元凶になっているのではないかと思われます。