2011.04.28

石巻の巻

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「被災した石巻の中学に微力ながら文房具を送ったら、先生からお返事いただいて、胸を打つ格言の紙が。」

というツイッターでの画像付きの投稿。(上の写真)

「波にもまれてなお沈まず」

少々のコトで沈んでなんかいられないし、沈むワケない。岩永です。

チョット前の記事。

芸能人も、マスコミも、ボランティアも、石巻にかなり集中しているそうです。

被災地にも無数の温度差があり、これではホントのことは伝わらない。。

『芸能人の被災地ボランティアはなぜ石巻が多いの?』

 今回の震災では多くの芸能人が被災地入りして慰問や炊き出しなどのボランティア活動を行っている。

中でも芸能人の出現率が高いのが宮城県石巻市だ。石巻だけという芸能人も多い。それはなぜか。

「石巻は東京から比較的、行きやすい被災地というのが大きな理由です。

陸路でも東京から仙台経由で7時間ほど。

山形空港からレンタカーという手段もある。

ガソリンも石巻で入れるのは難しいですが、山形まで30分ほど車を走らせれば満タンにできます。

また、テレビで何度も取り上げられている避難所や被害の爪痕が色濃く残る場所もまだまだ多い。

映像的にも適しているのです。

テレビ局で今回の大災害の“中心地”的な位置づけなのが石巻ということです」(現地で取材するマスコミ関係者)

しかし、石巻にばかり芸能人ボランティアが集中することについてはこんな被災者の声もある。あるサイトには「(有名人の炊き出しは)なぜか石巻や県北だけで南部には来ません。

閖上(ゆりあげ)をはじめ(仙台)空港から南では亘理町(わたりちょう)、山下町など石巻同様に甚大な被災を受けていて避難所暮らしを余儀なくされています」「避難所のテレビで石巻の方々の笑顔を見る度、同じ被災地でもこんなに差があるなんて、、と思い知らされます」。

また、別の書き込みには「芸能人に来てもらいたいわけではありませんが、閖上や下増田も石巻や気仙沼のように多大な被害を被っている事を、もう少し報道して欲しいのです」とあった。

たしかに、芸能人の炊き出しは目立つため、テレビや新聞でも大きく取り上げられる。だが、被災地は石巻だけではないのだ。復興支援はこれからが本番。

ファンあっての芸能人にできることはまだまだある。