2011.04.30

ロイヤルウエディング?

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伊勢産業は、大津波から避難するための救命艇「伊勢の方舟(はこぶね)」を開発した。

津波に襲われても沈み込んだり物の下敷きになったりせず、艇内の人を守り抜くという。岩永です。

昨日のロイヤルウエディングはご覧になりましたか。

ふと、こんな風に思いました。

イギリスのワーキングクラスの人たちはどういう風にコレを見るんだろうかと。

イギリスのミュージシャンはよくこういうこと言ったりします。

「上流階級の奴等を見返してやるんだよ。」と。

イギリスは未だに階級社会が色濃く残る、近代国家では珍しい国です。(インド程ではないですが)

・アッパークラス(上流階級)

・ミドルクラス(中流階級)

(ミドルクラスの中でも上、 中、下と分かれています。)

・ワーキングクラス(下流階級)

この階級によって色々な事に差が出てきます。

・クラス間の交流はほとんどない。

・同じ英語でもアクセントが違う。

・勿論、職種が違う。

・住むエリアが違う。

・子供達が通う学校も違う。

・行くスーパーが違う。

・読む新聞も違う。

・飲食店でもクラスによって入り口も違い、座る場所も違う。

驚きますよね。それぞれのクラスで行く場所が違うので、本当にクラス間の交流はほぼ無いそうです。

そして、

親がワーキングクラスだと子供も一生ワーキングクラス。

親がアッパークラスだと、子供も一生アッパークラス。

例えば日本のように、

家が貧しくても頑張って勉強して東大に入って政治家になる。

なんてことはあり得ない。

どれだけ頑張っても変わらない。

ワーキングクラスの子供達は、夢など持てない。

それがイギリス流の秩序。

悪い面ばかりではないみたいですが、やっぱりチョット寂しいと感じますよねぇ。。