2012.05.26
不正やない
ナイスキャッチ。岩永です。
河本の「生活保護の不正受給問題」これは納得。
・母は病気のため働けなくなり、自分で生活保護の手続きをしてきた。河本氏に福祉事務所から連絡があったが、当時の年収は100万円を切っており、生活費の援助ができなかった。そこで生活保護受給が始まった。
・数年後(5年ほど前)、全国のテレビ出演ができるようになり、福祉事務所から援助の問い合わせがあったため、援助を開始した。この援助額については福祉事務所に連絡してあり、その分が生活保護から減額されている。
・さらに数年後、事務所から援助増額の相談があり、増額した。その分はもちろん生活保護から減額されている。
・そしていよいよ生活保護の必要がなくなり、生活保護は打ち切りとなった。
道徳的にと言うならまだ分からなくはないが、とりあえず全然”不正”受給では無い。
それに数年前までガチの貧乏だったし、病気で死にかけてた。
職業柄またいつ収入が無くなるか分からない訳で、今現在収入があっても「ずっと養っていけるか?」と不安に思うのは当然の事かもしれない。
そして最も懸念されるべきことは、
”「援助可能な収入のある親族」が存在するものの、実際には援助を受けられない立場の人たちが、ただ単に「援助可能な人がいる」というだけで生活保護を受けられなくなること。”
ではないかと。
【河本準一氏叩きで見失われる本当の問題[絵文録ことのは]2012/05/25】