2011.05.10

もう一つの原発論

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岡崎ドイツでの初ゴールおめ!岩永です。

今の日本の原発論争には大事な論点が、一つ抜け落ちているそうです。

現在原発を所有している国は、

アメリカ、フランス、日本、ロシア、韓国、ドイツ、カナダ、ウクライナ、チェコ、スロバキア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、リトアニア、スロベニア、アルメニア、中国、台湾、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコ、アルゼンチン、パキスタン、スウェーデン、スペイン、イギリス、ベルギー、スイス、フィンランド、オランダ。

コレを見ると、原発は先進国の持ち物というわけでも無いらしい。

原発の保有国は先進国だけではなく、その国の科学技術値からや経済力だけでは決められないそうです。

原発を所有する理由を明確に知ることは難しいが、こうして原発を所有する国を列記すると、その理由がおぼろげながら見えてくると。

原発は国家の安全保障に関係しているんだと。

原発での発電の際に生じるプルトニウムは原爆の原料になる。

また、原発を作りそれを維持する技術は、原爆を作る技術につながる。

原発を持っている国は、短時間で原爆を作るコトが出来るそうです。

原爆を持つということは、外交上で有利に働く。

「今現在、原爆は持ってないけど、作ろうと思えば作れるんですよ。」ということらしい。

原発をこのような外交の一助として位置付けるという考え方は、多くの国で、国民にそれなりの理解を得ているそうです。

しかし日本の場合、

第二次世界大戦の敗戦国なワケであり、多くの国民は力による外交を毛嫌いしている。

そのために、原発の所持を安全保障の観点から国民に説明する事が難しいのだと。

今の日本の原発論争にはそういう視点が抜け落ちているのだと。

しかし、原発の経済性と安全性の議論だけでは、なぜ、原発を持たなければならないのかを十分に議論することは出来ないんだと。

今後のエネルギー政策を考える際には、そういったタブーを取り除いて議論するべし。

知らないコトは沢山あるし、もっともっと知りたいと思いましたよっと。