2011.06.12

近道はないよ

 

スペースシャトル「エンデバー」からみた動画が美しい。岩永です。

 

 

 

フェイスブックの創設者、マーク・ザッカーバーグのスピーチ。

自分の好きな事を、信頼出来る仲間と、コツコツやれ、というお話。

『マーク・ザッカーバーグ、中学の卒業式でスピーチ「近道はないよ!」』

「ぼく自身、中学校の卒業式のことはあまり覚えていないね」とザック。

なんでも中学時代のことでよく覚えているのは海賊みたいに見える先生がいたことくらいだとか。

「きみたちも後で卒業式のことを振り返ってもたいしたことは覚えていないだろう。ともかく中学時代が楽しかったといいと思います」

ザックは「『できない』という言葉を使わないようにしよう」

と、そこから真面目な話に移った。

スティーブ・ジョブズの伝説的な自分が愛することをせよというスタンフォード大学の卒業式のスピーチの中学版だ。

彼が強調したのは次の3点。

・成功に近道はない 

Facebookのような会社やサービスを作るには自分はこれをやり抜けると信じることが大切だ。

やる価値がある物事というのは例外なく困難である。

・愛する人々との関係こそもっとも重要 

愛する人々との関係を育てることに集中せよ。

誰も一人では何もできない。

すばらしい友人が人生をすばらしく、意義あるものにする。

・自分が愛せることをせよ

自分が愛することをする限り、困難を乗り切る力が湧いてくるものだ。

自分が楽しめること、好きなことに対してなら、ずっとたやすく集中ができる。

ザッカーバーグは世界を変えるような事業を成功させるために重要なことを巧みに表現した。

「ある瞬間にすばらしいヒラメキがあって、以後すべてがうまくいくようになるなんてことはありません。

何年も何年も懸命に努力して仕事を続けねばなりません。

いやしくやる価値があるような物事はすべて大仕事なんです」

もっともちょっと皮肉だったのは、「近道はない」というセリフを言ったのが史上もっとも若いビリオネアだったことだ。