2011.06.26
節電効果まとめ
ニセ札作りの技術は年々進歩しており、カナダでは流通している紙幣100万枚のうち35枚がニセ札というちょっと深刻な事態になっているとのこと。
岩永です。
産業技術総合研究所が、
驚きの、節電効果の測定結果を発表。
「サマータイム」
「昼間の打ち水」
「輪番停電」
は、電力の低減には繋がらず、かえって消費を増やしてしまうコトもあることが明らかになったそうです。
そして、サマータイムの場合、前倒しではなく、
「後ろ倒し」
にする方が効果が期待できると。
「昼間の打ち水」
大きな蒸発を招く一方、水蒸気が拡散できないために、湿度の上昇の方が気温の下降よりも数値が高くなってしまい、最大電力需要はわずかに増大してしまうという結果。
「輪番停電」
電力復帰後にいっせいにエアコンフル稼働するので効果が薄くなる。
「サマータイム」
すべての人々が生活時間を1時間前倒しすると、14時の電力需要が抑えられる一方、帰宅によって16時に家庭での電力需要が増加し、業務と住宅を合計した最大電力需要は引き上げられる可能性があることが判明。
逆に1時間後ろ倒しした場合は、15時にわずかに電力需要が増加しますが夕方には減少するため、他の対策と組み合わせれば有効な手段となる可能性があります。
家庭では
「窓から差し込む日光を遮断」
「通風換気」
「エアコン設定温度の引き上げ」
という3つの節電対策を、
業務ではこれらに加えて機器・照明の節電も追加すれば、15%の節電が達成できるとのことなので、オーソドックスな行動を行った方が効果は高そうです。