2011.07.04

松本復興相、やりやがったな

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エーーッ!めっちゃ犬デカッ!!岩永です。

昨日からスゴい話題になっているニュース。

松本龍復興担当相、やや遅れて入室したことにへそを曲げ
知事との握手を拒否

「先に自分が入ってから呼べよ」

「客はもてなすのが普通だろ」

「そういうことちゃんとやらないなら、俺たちは何も出さないから」

「防衛省の○○○○ならもっとマシにやるぞ」

「これ書いた会社は終わり」

「つまりね、いまのはオフレコ。これ書いた会社は終わりだから」

コレはヤバイぞ。

で、僕がよく拝見させて頂いている「切込隊長BLOG」。

核心をついた、キレのいいユーモアたっぷりの攻撃的な文章が、まるで一級のエンターテイメントのようで、とても面白い。

隊長、今日も切込んでますね。。

『炎の復興相・松本龍氏、今日もはりきって前を向くの巻』[切込隊長BLOG]

民主党の新しいマスコットキャラクター、松本龍氏が目下大ブレイク中でありまして眼が離せないのであります。

 
電車の中でニュースを追っかけてるだけで笑みがこぼれてしまうというか、そこはかとない

「やりやがったな感」

がふつふつと湧き上がってきて、次はどんな面白発言が飛び出すんだろうと心が躍るわけであります。

まさにエンターテイメント集団・民主党の真骨頂でありますし、こういうことが自然に出来る人材が次々と輩出される民主党の懐の広さや、ピンポイントでそういう人がそういう役職に就けられる菅首相の人事センスというのが飛び抜けて優れているように思います。

不謹慎発言の飛び出す一日半前にはこのような殊勝なことを仰っているあたりもポインツ高いんです。

「住民意見聞きたい」

「復興財源はしっかりみる」

と言いつつ、その48時間後にはフルキックで

「んなわけねーだろバーカ」的な。

そして最後にはお詫び。

何というか、水戸黄門もかくやというような定番の流れに安定感があります。

そして野党反発という美しい流れ。

素晴らしいというか、侘び寂びと申しますか、我が国に脈々と流れる和の心、真の意味での様式美がそこにたゆたうように繰り広がっちゃって大変な感じです。

ただですね、被災地だからといって、無尽蔵に復興支援の資金を投下していいかという別問題の話もあるわけですよ。

そもそも自立できない地域が被災したとして、国として回収できないような投資をするべきなのかという問題提起はいずれどこかでしなければならないし、被災地はどうせ国のカネだからというモラルハザードを起こさないとも限らない。

 
また、そもそも論ですけど津波が来る前から地域振興のあり方で市町村と県とで考え方が割れてなかなか歩み寄りが難しい事案がゴロゴロしていて、

結構抜き差しならないことになっていたのはつとに知られていた部分でもあります。

みんな、思惑があって一筋縄ではいかないわけですね。

地震が来た、津波が来た、原発が事故ったから国のカネでチャラにするというのもまたいろいろな問題があろうかというところでもあるので、

適切なところできちんと歯止めをかける形が取れればいいなあと思う部分でもあります。

 
まあ、どうせ二揉め三揉めするんでしょうけどね。ははは。は。