2011.07.14

技能職の増加やて

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うわぁ、、鹿デカ過ぎ!!岩永です。

ここ最近、長期不況や少子高齢化の中、「技能職」が増えているそうです。

いわゆる「師」や「士」のつく職業のことですね。

その理由としては、「管理職」「一般事務職」「営業職」という職が、徐々に生き残りにくいモノになっているからだといわれます。

そんな理由もあり、やはり「師」の職業である美容師になろうという人も少し増えてきています。

お客様からもよく

「手に職はいいね」

というお声を頂いたりします。

(でもただ手に職があるだけでは美容師もやっぱり大変なわけですけど。その話はまたの機会に)

しかし他の職種に比べると、「人気の職種」とは言えない。

その理由としては、労働環境の水準の低さにあるということもよく言われます。

福利厚生、就業時間、年間休日日数、など他の職種と比べると明らかに水準がまだまだ低いといわざるを得ない。

だから当然、その辺の改善が業界全体の課題となっています。

僕としてもやはり労働環境の改善を推し進めていくことを目標としています。(まだまだ実現までの道のりは遠いですが…)

しかし、美容師はサービス業ではありますが、職人という側面もあります。

職人技を身に付けるには、努力が必要です。

人よりも多くの時間をそこに費やす覚悟も必要です。

自分自身の腕や、力で食っていくのが職人ですから、労働環境の改善を名目に、あまりスマートになってしまうのも少し違うのかもしれないとも思ったりします。

労働環境は本当に大切なことですが、「我々は職人」であるという自覚は決して忘れずにいるということも大切だなと、改めて感じましたよと。