2011.07.26
ジェネシス計画
猛暑のアメリカ、暑過ぎてクッキー焼けちゃいます。岩永です。
日本のエネルギー計画、いや世界のエネルギー計画を根底から覆すかもしれないという壮大な計画が現実味を帯びてきました。
太陽光発電システムをはじめとした再生可能エネルギーの拠点を全世界に分散設置し、超電導ケーブルで結んで地球規模の電力供給ネットワークを構築するという壮大な、
「ジェネシス計画」
に実現の可能性が出て来たらしいです。
20年以上前から日本発で提唱されてきたもので、
超電導送電ケーブルを地球に張り巡らし、砂漠に設置した太陽光発電所や強風地域の風力発電所と都市を結んで電気を供給する。
計画によると、世界中にある砂漠の総面積の約4%に太陽光発電システムを敷き詰めただけで全人類が必要とするエネルギーをまかなうことができる。
システムを全世界に分散設置すれば、昼夜問わず24時間安定した発電・電力供給が可能になるそうです。
その技術の核になる
「超電導ケーブル」
を住友電工がついにテスト使用にこぎつけたと。
まだまだ価格が高いことや、稼働実績が少ないなどの問題もあり、完全な実用化には課題もあるらしい。
でもかなりのレベルで実現の可能性が出て来たことがスゴイ。
本当に実用化されれば、色んなことが変わる、夢みたいな本当の話。