2011.08.13
感動の文化祭
うお!渋谷にもマリオ&ルイージが登場。岩永です。
福島県で開催された第35回全国高等学校総合文化祭。
そのハイライトである福島県の生徒による構想劇での様子が感動的。
「この日を迎えられるとは思わなかった」
「苦しんでいる人たちがいるのに、自分だけ『楽しい』と感じることに、ためらいを感じてしまう」
「黙って手を合わせるだけでなく、歌うことも、亡くなったひとたちへの鎮魂になると知った」
「失われることが分かっていたら、もっと人に優しくできたんじゃないか」
「これから、人にはいつも出来るだけ優しくしようと思う」
いままで当たり前と思っていた小さな幸せが、どんなに有難いものか初めて分かった」
「あれ以来、自分のやりたいことが変わった。自分の大好きな福島のためになることをしようと思った」
「これで終わりではない、これからもう一度、一から始まるのだ」
「これからは、日本中のひとが、自分だけでなく、周りのひとのことを考えるようにならなければいけない」
「ゴジラという、映画に出てくる想像上の怪物は、放射能の影響でできたと初めて知った。でも私たちはゴジラじゃない、大好きな福島で普通に生きている人間なの」
「すべて失ったけど、希望だけは残っています」
平易な言葉だが、高校生たちが自分自身で考えたというセリフの数々は、力強く、感動的。
『11,000人の高校生が福島で大文化祭「私たちはゴジラではない」【近藤誠一・文化庁長官】』
[ http://japanecho.net/jp/topic/0107/ ]