2012.10.26
キング
コルドバとフィーゴに挟まれて座る長友がシュール。岩永です。
日本に対して良いイメージを持っていなかった韓国サッカーの英雄パク・チソン。
そんなパクが自身の人生を変えたとまで言う、キングカズこと三浦知良大先生のステキ過ぎる言葉。
「いいかい智星、自国以外でサッカー選手として生き残るのは本当に困難だ、最後までサバイバルする選手に一番必要なものは何かわかるかい?
技術じゃない、そのクラスの選手の技術はみんな同じくらい高いからね。
一番大切な事は、サッカーへの情熱、一途の献身、毎試合今日死んでも悔いはないという思いで試合に望む、サッカーに人生を賭ける選手だ」
「ブラジルでは貧しくて、ブラジル人なのに一生スタジアムに来れない人が沢山いるんだ。ブラジル人にとっては悲劇だよ」
「智星わかるかい?ブラジルで俺は試合前に必ずスタジアム全体を見る。
この中でいったい何人の人達が一生に一回だけの試合を見にきたんだろうと思うんだ」
「すると全身にアドレナリンが溢れてきて喧嘩した直後みたいに身体が震えてきて鼻の奥がツーンとしてくる。
俺はそのまま試合開始のホイッスルが鳴るのを待つんだ」
「うまくは言えないけれどこれが俺のサッカー人生だ、智星が本当にサッカーを愛しているならとことんまで愛してやれ。
智星のプレーで全然違う国の人々を熱狂させてあげるんだよ、それは本当に素晴らしい経験なんだよ」