2011.08.31

優しい伝え方

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アンセム公式サイトをスマートフォン対応にしましたよ。でもかえって見にくいように感じるのは気のせいか、、まぁしばらくこれでいってみますよ。岩永です。

 

 

リスクをどう捉え、どう伝えるかといったお話。

 

 

福島で医者をしていると、ちょっとしたことでも“放射線の影響”を心配して来院される方が多いのだそう。

 

特に子供達は大人の話を聞き、心を痛め、悩んでいる。

 

 

この方(お医者さん)は、放射線についてこう考えている。

 

「原発周辺の地域・飯舘村・山木屋のお子さんは、今後の詳細な健康調査が必要だが、それでも、リスクはかなり低いと考えらる。

 

さらに、これらを除いた地域、今現在の福島市・郡山市などの低線量放射線レベルは、将来に健康被害をきたすリスクはもっと低い、これまでの疫学調査から、これは、ほぼ間違いないと考えている。」

 

 

前例のないことなので、先の事は分からないのは確かだが、これまでの事例から考えるとリスクはかなり低いだろうと。

 

 

それならば、人々にとってもっと優しく、誠実な伝え方があるだろうと。

 

 

「1%でもリスクがあるのだから、安心はできない」 

 

ではなく、

 

「リスクは1%だけれど、99%はおそらく大丈夫だよ」 

 

と。

 

 

納得。同じ事実も伝え方一つで大きく印象が変わる。

 

これはどんな場面にも当てはまる。

 

僕も気を付けよう。。優しい伝え方をしよう。

  

 

 

「1%でもリスクがあるのだから、安心はできない」 と伝えるのと、 「リスクは1%だけれど、99%はおそらく大丈夫だよ」 と伝えるのと、