2010.05.11
BF-008
けっこう大事な役割をするバッファー剤です。
簡単にいうと、パーマやカラー時に、ダメージの元となるアルカリを中和させ残留させないといったものです。
みなさんは匂いのきつい薬剤はそれだけ強く、ダメージしやすいと思っている方も多いと思いますが
実は、匂いのしない物ほど髪への残留性は高いのです。ダメージが起こりやすいということです。
アルカリ剤には、揮発性のものと不揮発性のものがあり、
匂いがある = 揮発性 匂いがない = 不揮発性
と分類されます。
BF-008の優れたところは、リンゴ酸を主にして構成されているところです。
残留性の高い不揮発性のアルカリ剤(主にモノエタノールアミン)を中和できるのはリンゴ酸だけなのです。
リンゴ酸で中和しないとモノエタノールは確実に残留します。
リンゴ酸ってすごいでしょ。