2010.08.25
考え方の違い
今月の美容ケミカル専門誌「マルセル」です。
効率化を図る「時間短縮」ヘアカラーという特集です。
多くのお客様が望んでいるのは、安くて早くてそこそこ満足のいく技術なのだと思います。
この特集で紹介されている例も、こだわって考えぬいた末の結論なんだな。ということはとても理解出来ます。
しかしそれは、本当にお客様のためを思ったらこうなった。というものであればです。
効率化を図ることはどんな職種であれ大事です。効率化を図れば当然省略しなければならないことも出てきます。
本来省いてはいけないことを省くことも出てきます。
それでもここは省略したほうがお客様には喜ばれる。と確信したならば、それは間違いではないと思います。
だからこそ、時間と手間とコストがかかっても妥協のない技術を提供する場所も必要なのだと考えます。
たとえそれが少数だとしても存在しなければいけないと考えます。
それは、何を提供するのかの違い。考え方の違いです。
そこに信念があれば幾通りの考え方があるのだと思います。
しかし、本当にその道が正しいと信じた場合でなきゃダメ。