2010.09.23

銀と金

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大好きな漫画家、福本 伸行 氏の名作「銀と金」です。

通称"銀王"こと平井 銀二は、金が全ての裏の社会の仕切り屋。

金脈を求めてビジネス社会の暗部に巣食う黒い人脈とは一味違う。

銀王の人生哲学に惹かれた森田 鉄男は、彼の眼鏡にかない、仕事仲間に加わる。

森田の強運と器量は、危険な賭けに勝ち続けた。

しかし、人間の闇と狂気に触れ過ぎてしまった森田は、この世界から足を洗い、銀二との決別を決意する。

それを聞いた銀二は、こう答える。

「もし、悪を葬り去るものがあるとすれば、それはつまりそれ以上の悪…。

新たな悪党…。世代交代だ。

だからお前が誰かを、弱い立場のものを助けるというか…。贔屓したかったら、

いっそ駆け上がれ…。

巨悪に…。」

この言葉に、小沢一郎 氏の影を重ね合わせるのは、あまりにロマンスが過ぎるでしょうか。