2011.03.07
意味ない話
祝、長友初ゴール。岩永です。
渡邉美樹氏(元、ワタミ株式会社代表取締役会長)の「本当の立候補の理由」という記事を読んだ。
ワタミの経営者だった渡邉氏がナゼ東京都知事選挙に立候補したのかを自ら語っている記事です。
そしてその後、いつものサウナで年配の方が「政治は変わらないといかん、民間の人間がやるべきだ」と熱く語っていた。
そうなると優秀な経営者である渡邉氏は適任のように思える。
渡邉氏は「東京を経営する」と語った。
なんとなくやってくれそうな気もする。
しかし、そもそも経営と政治は全然違うもんじゃないの。
企業経営であれば、「地球上で一番多くのありがとうを集めよう」という理念の元に、ソレを社員全員が共有し、お客様に喜ばれる方法を考えればいい。
しかし、都民は消費者ではない。それぞれが自分に合ったサービスを選んだ上でその対価として料金を支払うのではない。同意しなくても強制的に税金として料金を支払わなくてはいけない。
そしてそもそも、都民は「お客様」ではなく「経営者」である。と考えることもできる。
そうなると、指示系統は?ということになる。
「我々はこういう理念をもって仕事をしている。だからあなたがこの理念を共有出来ないのであれば、ここに居るべきではない。」と言うことは筋違いになる。
全職員が同じ目的を持つコトは不可能に思える。
我々が理念を創出する立場だというコトになり、そこが達成出来ない限り何も始まらないということになるのでは?
つまり、お客様が存在しない。買い手の存在しない経営など存在するのだろうか?
なんかよく分からない話になってきた。
つまり、なにが言いたいかというと、
「そんなコトを考えながら入るサウナは、あまりリラックス出来ない。」
ということだ。。