2012.10.29
weezer
久しぶりに音楽。岩永です。
ロックンロールの最も根源的な切なさを、図らずも体現してしまった、ロックンロール史上最もオタクで、情けなく、どうしようもない青年リヴァース・クゥオモ。
根暗なオタクロッカーだったはずなのに、一夜にしてロックンロールスターになってしまい、ドカドカとファンレターは届くわ、急にモテモテになるわで遊びまくって、何がなんだか分からなくなって、
「本当の愛ってなんなんだよクソがぁぁ!」
って叫んでるところに来た日本の女の子からの手紙。
いつしか、その日本からの手紙だけが心の拠り所に。
「君は僕のことを何でも知りたがる。
趣味とか、好きな食べ物とか、誕生日とか。
どうして君は、そんなに遠くにいるの?
助けて欲しいのに、君はずっと海の向こう。
だけど僕には君の手紙があり、君には僕の歌がある。
君達はそうやって、世界中から僕に愛を送ってくれる。
言葉と夢とたくさんの声援があれば、
僕が生きていけるとでも言うかのように。
あぁ、、僕がどれだけ、握る手を必要としていることか。」
コレは、全ての人が潜在的に抱えている衝動なんじゃないかと。
人は、どんなに近しい人であっても、理解し合えるなんてことはない。
そんなものは幻想でしかない。
それを分かった上で、それでもいつか、その遠い断絶を超えてみせようぞ。
そうやって、もがき続けることが人生なんだろ、ベイベー?
みたいな。。
ええ、、精神年齢15歳ですけど?